たとえばライオンの絵です。
大人は子どもが描いた絵を見ると、「上手だね」とか「ライオンってもっと足が立派だよ」とか、ほめたりけなしたり、アドバイスしようとします。
いずれも自分のほうが立場が上だと無意識に思っていて、そのような位置からものをいうからです。
たとえ相手が子どもでも尊重するには、そのような位置からではなく、おなじ位置から、「きみはライオンが好きなのかな?」とか「ここにこういう色を使ったのは自分らしく描きたかったからかな?」とか「この絵をみてとってもいさましい気持ちになってきたよ」と共感の質問を向けたり、自分のなかに起こっていることを伝えたりします。
そうすれば相手もあなたにきっと、思いがけないことを話してくれるでしょう。
それは相手が大人でもおなじことです。
マインドフルの練習(217)
呼吸をするとき、胸の肋骨の下のほうにぴったりと掌をあててみましょう。
息を吐くと肋骨は下向しすぼまります。
息を吸うと肋骨は上向し広がります。
その動きをもたらしている筋肉を感じながら、何度か呼吸と肋骨の動きに目を向けてみましょう。
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