2014年7月2日水曜日

マインドフルな7月2日

だれかを無自覚にジャッジしてしまう態度のことを、べつのことばで「偏見」といいます。
セクシャルマイノリティの人を見て、「あの人はゲイだから……だよね」とか「彼女はレズビアンだから……なのか」といったふうにかんがえてしまいます。
セクシャルマイノリティの人たち全体にたいしても、その個人にたいしても、ともにレッテルを貼ってジャッジする態度は偏見です。
私たちはだれしもかならずなんらかの偏見を持っているものです。
しかし、無自覚に偏見を持っていることと、自分が偏見を持っていることに気づくことは、まったくちがうありようといえるでしょう。

マインドフルの練習(187)
歩いていたり、自転車や車を運転しているとき、救急車が通過することがあります。
そんなとき、救急車のサイレンやその通り道のことに注意をうばわれてしまいます。
まずは救急車の進路を妨害しないように退避することが先ですが、それができたらつぎに、まわりの人々の反応を観察してみましょう。
迅速に反応する人、ぼんやりしている人、気づかない人、さまざまな反応があるようです。
そしてあなたはそのことに気づいています。

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