はたして本当にそうでしょうか。
よくかんがえてみればわかることですが、自分の命は自分がもたらしたものではありません。
両親や先祖ばかりでなく、そういった人の存在そのものを可能にしてきたさまざまな生命、地球環境、太陽系、宇宙がいまここにあること、そういった巨大で複雑な存在から、奇跡のようにいまここにいる自分自身という存在がもたらされているのです。
それは一種の贈り物だといっていいでしょう。
この自分の命、たった一度きりの人生という贈り物を丁寧にあつかうのか、粗末にするのか、それは私たち自身にかかっています。
マインドフルの練習(362)
夜、自分の家で明かりのなかにいるとき、数分だけ明かりのスイッチを切ってみましょう。
すべての明かりを消し、数分間だけ人工照明のない暗い状態のなかに自分を置いてみます。
目を閉じる必要はありません。
なにが聞こえるか、なにを感じるか、暗いなかに自分の全体がつつまれているのはどんな感じなのか、しばらく味わってみましょう。
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