2014年12月20日土曜日

マインドフルな12月20日

歌をうたったり、演じたり、朗読したり踊ったり、なにかひと前で表現をおこなったとき、思いどおりにいかなくひどく悔しい思いをすることがあります。
後悔の念にかられてもう二度とやるまい、と思ったりすることすらあります。
「思いどおりにやれる」というのはどういう状況でしょうか。
人は想像力があり、それがやっかいなことを引きおこすこともありますが、「自分がこのようにやりたい、やれる」という、まだ起こってもいないことへの予想や想像にしがみついていると、実際におこなったとき、「こんなはずじゃなかった」という失望感にとらわれます。
自分がなにをどうやりたいのか、空想しているその内容について、よく検証してみる必要があります。

マインドフルの練習(354)
太陽が出ているときに、なにか動かないものの影か、窓から差しこむ光の輪郭を一分間、じっと注視してみます。
輪郭はほとんど動きませんが、実際には地球の自転とともにわずかに動いています。
その証拠に、その輪郭は一時間後には全然違う場所に移動していますね。
地球の動きを全身で想像しながら、光の輪郭をただ一分間、見つめてみましょう。

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