なにか苦しいことがあっても、その声を無視して、がんばろうとします。
なにか嫌なことがあっても、なかったことにして楽しくふるまおうとします。
しかし、本当は自分のなかでなにか不都合があるとき、そこにちゃんと目を向けてみれば、自分がなにをいおうとしているのか聞こえてくるのです。
自分の声が聞こえてくるのは、自分の弱い部分です。
だから、ついそれをなかったことにし、自分の弱さから目をそむけ、強がってどんどん前に進もうとするのです。
そのことによって自分自身をごまかしていることになかなか気づきません。
マインドフルの練習(309)
メモ用紙などの紙にペンや鉛筆で自分の名前を書いてみましょう。
まず、なにげなく、いつも書いているように、すらすらと書いてみます。
つづいて、ゆっくりと丁寧に、紙にあらわれる自分の名前の文字の形に注意を払いながら書いてみます。
最後に、書いている指や紙や視線だけでなく、自分の身体全体の感じをつかまえ、身体全体のなかで自分の名前を書くという行為がどのようにあらわれてくるのか注目しながら、書いてみます。
0 件のコメント:
コメントを投稿