2014年8月31日日曜日

マインドフルな8月31日

人のうわさ話――とくに悪口に熱中する人がいます。
たしかに、その場にいない人のことをあれこれいうのは楽しいのです。
しかし、その楽しみはけっしてはればれとしたものではありません。
いったいなぜ人は他人をおとしめることで快感をおぼえるのでしょうか。
それはひとえに、自分の優位性を確認したいからにほかなりません。
あの人より私のほうがすぐれている、私はあんなに性格が悪くない、私の境遇はあれほどひどくない、というふうに優位性を感じることで安心するのです。
しかしその優位性や安心は外部に依存している(他人をおとしめることで相対的に手にいれる)ものなので、不安はいつまでも解消しません。
だからさらにその行為はつづき、あなたの顔はみにくくなってしまいます。

マインドフルの練習(248)
目の前に片手をかざします。
右、左、どちらの手でもかまいません、表、裏、どちらでもかまいません。
かざした手をまずはじっくりと観察します。
それから目を閉じ、呼吸に注意を向けながら、ゆっくりと一から十まで数えます。
目をあけます。
さて、かざした手はどのように見えますか? さっきと同じですか? それともちがった感じがしますか?

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