2014年8月6日水曜日

マインドフルな8月6日

自分が表現することの目的を自分の外側に置き、「だれかのために」とか「みなさんに喜んでもらうため」というふうにいう人がいます。
そういう人に私は聞いてみたいことがあります。
「みなさんに喜んでもらうことによってあなたのなにが満たされますか?」
表現の目的が自分の外側にある場合、それは純粋ではなく、力もありません。
表現の動機が自分の内側にあり、それにしっかりつながって「いまここ」を生きているとき、その表現は純粋で力強いものになります。
ここでいう表現とは、音楽や朗読だけではありません、料理したり仕事したりといった日常生活のおこないも含まれます。

マインドフルの練習(223)
呼吸につながり、マンドフルネスを意識しながら、玉ねぎの皮をむいてみます。
皮がむけるときのぱりぱりした感触や、立ちのぼってくるにおいを、全部受け取ってみましょう。
とくに玉ねぎは香りの強い野菜ですから、その香りに十分に注意をむけて味わってみます。
味わったら、まな板の上でスライスしてみます。
ざくざくと玉ねぎの組織が断ち切られていく感触、さらに立ちあがってくる強い香りをしっかりと受け取ってみましょう。

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