2014年9月29日月曜日

マインドフルな9月29日

人は悲しいと泣いたり、楽しいと笑ったりします。
自分のリアルな体験で泣いたり笑ったりするのは当然ですが、人間は概念や想像でも泣いたり笑ったりできます。
悲しくて泣く、という体験をパターン化したり概念化したりして、それとおなじパターンや概念を(読書や映画、劇などで)与えられると、反射的に泣いたり笑ったりしてしまいます。
自分が泣いたり笑ったりしていることが、いまこの瞬間の体験なのか、あるいはパターンや概念に応じているだけなのか、ちょっと客観視してみることも必要かもしれません。

マインドフルの練習(277)
十円玉でも百円玉でも、なんでもかまいませんが、硬貨をひとつ用意します。
それをまず、右手の人差し指と親指のあいだに、立ててはさんでみます。
すこし力を加えてみます。
その感触を味わって覚えたら、つぎに左手に持ちかえて同じことをやってみます。
感触はどう変わりましたか? 重さ、硬さ、触感、なにか変わった感じはしますか?

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