こちらはつい、その期待や相手の尽力にこたえようと、力んだり、責任を感じたりしてしまいます。
しかし、その行動は自分の内側にある動機と結びついたものではないので、十全に力を発揮することができません。
そのようにして、ごく幼いころから親や教師との関係性のなかで自分をそこないつづけてきた人はとても多いように思います。
たまたま「できる」子はのびのびと成長していきますが、そんな人ばかりではありません。
そのようにいわれたとしても、相手はそういうことで自分のなにかの必要性を満たそうとしているだけなので、そちらに目を向けてみます。
マインドフルの練習(268)
椅子にすわり、背骨をまっすぐに立てます。
その状態で背骨を動かすことなく、顔(頭)を右、そして左へとゆっくりと向けてみます。
つぎに顔(頭)を上、そして下へとゆっくりと向けてみます。
頭と背骨が接している部分のあたりが、柔らかな蝶番(ちょうつがい)のように動いているのがわかりますか?
背骨の一番上のこの部分は第一頚椎が「環椎」、第二頚椎が「軸椎」といって、大変可動域の大きい関節となっています。
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