しかし、現代社会において、ときに謝罪は、「自分の優位性」を確保するために相手に要求することがあります。
いうまでもなく、社会構造のせいですね。
競争、比較、効率、成長などの原則でうごいている社会構造においては、人よりすこしでも「上」に立つことが有利になります。
だれかの話を聞いてアドバイスしたり、分析したり、評価したり、非難したりするのも、自分が相手より「上」に立という無意識の働きのためです。
「謝れ」といっているとき、その相手はこちらより優位な位置を確保することで安心を得たいのです。
マインドフルの練習(272)
「気をつけ」の姿勢で立ち、「前にならえ」と両手をピンと前に突きだしてみてください。
呼吸はいっぱいに吸います。
全身が緊張していると思いますが、そこから息を吐きながら、姿勢はたもったまま、両手と肩から力を抜いてみてください。
どのような姿になりますか?
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