2014年9月21日日曜日

マインドフルな9月21日

人には「効率のニーズ」というものがあります。
ものごとが効率よく運んだり、自分の学びや行動が効率よく進んだり、といったことを必要と感じることがよくあります。
このニーズは比較的表面的なニーズで、さらにその奥には別の必要性が隠れていることがあります。
なにかが効率よく進むことで、あなたのどういう価値が守られるのか。
たとえば仕事の効率によって自分の能力を発揮することや、そのあとに来る休息や自由の価値を守ろうとしているのかもしれません。
ときには効率はニーズではなく、その奥にある価値を守るための手段そのものになることもあります。

マインドフルの練習(269)
スプーンを手に取って、目の前にかざしてみます。
スプーンのへこんだほうを自分のほうに向け、そこになにが映っているか観察します。
そこには逆さになった自分の顔が映っているかもしれませんし、背後の電球が映りこんでいるかもしれません。
それをただ観察しながら、スプーンを左右にゆっくり動かしてみましょう。
スプーンのなかの景色が動くでしょう。
それをただ観察し、目で味わってみます。
そのとき、自分の呼吸にも注意を向けることを忘れないようにしましよう。

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