2014年5月31日土曜日

マインドフルな5月31日

マインドフルネスの実践が浅い密度から深い密度へとたかまっていくのをどうやって知ることができるでしょうか。
時間の進みかたが変わったように感じる、とか、ものの見えかたが変わる、とかいろいろいわれますが、もっと簡単に知る方法があります。
自分の心地よさを見ればいいのです。
マインドフルネスが深まると静かな居心地のよさが生まれ、いらいらや怒り、あるいは期待感といったある種の「記憶や判断」によって生まれる感情が遠ざかっていきます。
ただここにいて、いまの瞬間、自分の生きて変化しつづけている事象そのものに触れていくことで、こころの快適さがつづき、深まります。

マインドフルの練習(155)
歩いているときの自分の身体を観察してみます。
自然に歩いていますか? それともどこかぎこちない感じがありますか?
どこか身体の「部分」に注目し、そこを意識したとき、歩きにはとたんにぎこちなさが生まれると思います。
たとえば「右手はどのように振られているのか」なとどかんがえ、右手の動きに意識を向けたとたん、歩きの自然さは失われます。
身体全体を感じるように、歩くという行為を自分の身体にまかせてしまったとき、自然でのびやかな歩きが生まれるかどうか、そこに注目してみましょう。

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