2014年5月24日土曜日

マインドフルな5月24日

「瞑想」ということばを辞書で引くと、「目を閉じて心を静め、無心になって想念を集中させること」とあります。
一般的にもだいたいこのような理解がされているでしょう。
しかし、私が推奨している瞑想法では、目を閉じることはしません。
釈迦像などの仏像は瞑想の状態をあらわしていることが多いですが、それらは目を閉じていません。
よく見ると、目を半眼にして、どこを見るともなく見ています。
瞑想では視覚を遮断することなく、ほかの感覚と同様に外界とつながった状態で、外界からの情報をさえぎらずに自分の内側に流れこむままにしておこなうのがいいのです。

マインドフルの練習(148)
静かにすわって座骨を座面に直角に立てます。
こうすると自然に背骨がまっすぐ上へとのびます。
けっして背中を反り返らせないでください。
自然に脊柱が立ち、上へとのびるようにこころがけてください。
この姿勢で、まず自分の呼吸を観察します。
骨盤が後ろに寝ていたり、逆に背中をそらせることで前に倒れたりしていると、呼吸の自由度がそこなわれることを確認してみてください。

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