2014年5月3日土曜日

マインドフルな5月3日

天井板の模様とか、岩肌の模様とか、ふとした瞬間に人の顔や動物や、その他なにか知っているものに見えたりすることがありますね。
偶然の産物ですが、いったんたんなる模様がなにかに見えてしまうと、それ以降はどう見てもそれにしか見えなくなってしまう、という経験を多くの人がしているんじゃないでしょうか。
人間の認知能力というのは、人の顔なり動物の姿なり、あるパターンを認識することに非常に長《た》けていますが、逆にそれゆえに「思いこみ」を生んでしまうこともあります。
自分が見ているものが思いこみなのか、そうでないのか、これをチェックするのはかなりの慎重さを必要とします。

マインドフルの練習(126)
両手のてのひらをぴったり合わせて、合掌の形にします。
肘を張り、下腕がてのひらの付け根を中心にまっすぐになるようにします。
てのひらを力をこめて押しあいます。
自分の力ですから、どちらかが押され負けしてしまうということはないでしょう。
自分で自分のてのひらを左右からたがいに押しあったとき、どんな感じがするか観察してみましょう。
そのとき、呼吸をとめないように気をつけてください。

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