本当はおなじ長さの線なのに長短に見えてしまったり、動かない絵なのに動いているように見えたり。
そういったことは人の認知能力の特徴と限界をしめしてくれますが、自分の認知能力に癖や限界があるということを知っておくことは重要です。
自分の認知能力を超えた現象があったり、認知できていると思いこんでいることが実は錯覚や思いこみであったり、というのはしばしばある、という自覚をしておく必要があります。
マインドフルの練習(127)
親指と人差し指との先端を合わせて「○」を作ります。
左右の手でそれぞれ作ります。
それを鎖のようにおたがいに組み合わせます。
ふたつの輪が組み合わさったものを、両手で左右に引っ張ります。
どちらかの手指の力が強いか、弱いか、差があるか、あるいはないか。
たいていはどちらかの力が強くて、弱いほうの輪を破ってしまいます。
そのようすをまるで他人事のように客観的に観察してみてください。
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