2012年10月18日木曜日

10月18日


◎今日のテキスト

 いつからとなく描きためかきためした写生帖が、今は何百冊という数に上っている。一冊の写生帖には、雑然として写生も縮図も前後なく描き込んである。が、そうしたものを時折繰りひろげてみると、思い掛けもない写生や縮図が見付かって、忘れた昔を思い出したり、褪《さ》め掛けた記憶を新にしたりする事がある。私のためには、古い新しい写生帖が懐かしい絵日記となっている。
 ――上村松園「写生帖の思い出」より

◎深睡眠(二)

 いかに質のよい「深睡眠」を得られるかが、睡眠の質を決めるといっていい。 深睡眠によって、ダメージを受けたこころも身体も回復していく。 逆にいえば、質のよい深睡眠を得られない場合、ダメージは回復しないまま翌日へと持ちこされていくことになる。
 深睡眠は寝入りばなの最初の1セット(90分)がもっともよく現われ、2セットめ、3セットめと深睡眠が現われにくくなる。 睡眠時間の後ろのほうのノンレム睡眠は、1番目、2番目の眠りが浅いパターンが多く現れるようになる。 したがって、質のよい睡眠を得るには、いかにすばやくスムースに深い眠りにはいっていくことができるか、ということが重要である。

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