◎今日のテキスト
なぎさふりかへる我が足跡も無く
炎天の底の蟻等ばかりの世となり
蛇が殺されて居る炎天をまたいで通る
——尾崎放哉
◎毎日コツコツとなにかやること
芸術にしろ、事業にしろ、学問にしろ、なにごとかをなしとげた人のことを、世間一般では「才能があった」と片付けてしまいがちだが、そんなことはないことは世間一般の人でもわかっている。
仮に才能があったとしても、その才能を結実させるには不断の努力が必要であることはだれもが知っている。エジソンの言葉を引用するまでもなく。
毎日、少しでもいいから、コツコツとなにか同じことをやりつづけること。それこそが才能ではないかと思うことがある。
私も毎日、この「日めくり」を書きつづけているが、ときにめげそうになり、そんなときは自分に才能がないと痛感しつつも、がんばって続けることでひょっとしてない才能を創出することすらできるのかもしれないと思って、今日もまたただ無心に書きつづけるのみである。
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