2014年4月8日火曜日

マインドフルな4月8日

人に自我があり、思考が脳内ではじまると、それ自体、ひとつの独立したコンピュータープログラムのように働きつづけようとします。
これを「反芻思考」と呼びます。
不安なことをかんがえはじめると、どんどん不安のなかに沈殿していったり、逆に楽しいことをかんがえはじめるとどんどん楽しさのなかに埋没していきます。
楽しいならいいじゃないかと思うかもしれませんが、どちらもこころの働きとしてはおなじものです。
自分の脳から一歩も出るものではありません。
これを断ち切らないとイキイキとした「いまここ」に気づくことはできません。

マインドフルの練習(101)
右手でも左手でもどちらでもかまいませんが、目の前に掌をかざします。
そして五本の指をできるだけ大きく開きます。
そのとき、それぞれの指ができるだけ外側にのびようとする感覚、ぴんと筋肉やスジが張った感覚を味わってみます。
その感覚のなかで、自分の呼吸にも注目を広げてみましょう。

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