2014年4月11日金曜日

マインドフルな4月11日

なにかしてほしいことを人にたのむとき、相手からそれをことわられても腹が立たなければそれは「お願い」です。
相手にことわられたとき「なんでやってくれないんだ」「やるべき」などと腹が立ったとしたら、それはお願いではなく「強制」や「命令」「指示」なのです。
あらかじめ想像してみることで、自分が相手をコントロールしたがっているかいないかわかります。
いうまでもないことですが、人をコントロールできると思うのは傲慢なかんがえであり、事実はまったくちがいます。
思いどおりにコントロールできる人間など、たとえ年端の行かない子どもだとしても、いません。

マインドフルの練習(104)
まずなにかをしっかりと観察します。
茶碗でも花でも、建物でも人でも、なんでもかまいません。
「これを見る」と決めて、しっかりと目に焼きつけます。
それから、目を閉じます。
瞼《まぶた》の奥にいま見たものが浮かんでいるでしょうか。
ふた呼吸置いてから、目を開きます。
瞼の奥に浮かんでいた映像と、実物とは、どこかずれがないか、検証してみます。

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