2014年4月25日金曜日

マインドフルな4月25日

こころの状態が身体のありようや表情を作ると思いがちですが、じつはその反対であることが最新の脳科学の研究であきらかになっています。
私たちは「悲しい」から「泣く」のだと思っていますが、まず「泣く/涙が出る」という身体反応があり、それを脳が「悲しいのだな」と判断しているというのです。
なかなか納得しがたい説ですが、それを信じる、信じないは別として、身体の状態を変えることでこころの状態が変わることはだれもが経験していることでしょう。
こわばっている身体をリラックスさせるだけでもこころが軽くなることがあります。

マインドフルの練習(118)
ひとりでいるときでかまいません、わざとに微笑みを作ってみましょう。
笑みを作ると、唇は筋肉によって左右に引っ張られ、頬も上にあがります。
眉も上にあがり、顔のまんなかのあたりが「広い」感じになります。
顔面の面積が広くなり、受け取る情報が多くなるのが「笑い顔」です。
実際に自分の顔が外に向かって開かれた感じがするかどうか、観察してみましょう。

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