2014年1月31日金曜日

マインドフルな1月31日

肺が収縮・膨張することによっておこなわれる呼吸のもっとも重要な役割は、血液中に酸素を取りこみ、血液中の二酸化炭素を排出することです。
このガス交換を実際におこなっている末梢器官が肺胞であり、肺のなかにはそれがびっしりと無数に詰まっています。
ぶどうの房の一粒一粒のようなイメージですが、なかは空洞です。
直径が0.1mmから0.2mmくらいの微細な器官ですが、この表面積を合計すると成人の場合で60畳くらいの面積になります。
この表面を空気が出たりはいったり、つまり流れているようすを想像してみてください。
壮大な空気の流れが肺のなかで生まれていて、それが私たちの生命活動をささえてくれているのです。
呼吸がいかに大切か、よくわかるかと思います。

マインドフルの練習(31)
立っていてもすわっていてもかまいませんが、呼吸に意識を向け、しっかりと吐ききってみましょう。
一定の速度で吐きだしていき、最後は肺のなかに残った空気を「フッ、フッ」と絞りだす要領で吐ききります。
実際にはすべて吐ききることはできないのですが、できるかぎり、これ以上吐けないというところまで吐ききってみます。
そのとき、身体がどのようになっているのか、どこの筋肉が緊張しているのか、よく観察してみましょう。
ただ吐ききり、その状態の身体のようすに注目します。

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