学校教育でも「注意をそらすな」「集中しろ」と、目の前のものごとにのみ注意を向けることをうながされます。
その結果、自分の都合にそって情報を取捨選択する「癖」を身につけてしまい、自然なありようの自分も他者も環境もそのまま受け入れることができない状態になってしまっています。
とてもゆがんだフィルターをたえず自分の目の前にかざして歩いているような状態といっていいでしょう。
マインドフルの練習(14)
仕事をしていても、電車に乗っていても、あるいは家でくつろいでいてもいいですが、すわっている状態でちょっと時間を取って、目を閉じてみます。
呼吸を感じ、そこから意識を離すことなく、なにが聴こえるか注意を向けてみます。
目を閉じることで、聴覚は鋭敏になります。
自分に必要な情報だけを取捨選択しようとしがちな視覚を遮断して、もの音だけにしばらく集中してみます。
なにが聴こえますか?
気づいたもの音を手帳に書きつけて、収集(コレクション)してみましょう。
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