2014年1月27日月曜日

マインドフルな1月27日

マインドフルネスの入口としての呼吸に緻密な意識を向けるためには、呼吸を作る筋肉についての知識をある程度持っておくことは有効です。
呼吸をするための器官「肺」は筋肉組織ではないので、それ自体が収縮したり膨張することはありません。
肺を取り囲んでいる骨格と筋肉が動くことで、肺が収縮したり膨張して呼吸が作られるのです。
そのことをじっくり観察してみましょう。
まずは息を吸うとき、肺はふくらみます。
胸郭=肋骨と胸骨(胸板)と胸椎(背骨)に囲まれた空間が広がり、肺に空気がはいってきます。
肋骨の間には肋間筋(外肋間筋)という筋肉が張りめぐらされていて、それが収縮することで肋骨が釣りあがるように動きます。
同時にドーム状のテントのような形の横隔膜が収縮して肺の下面を下へと引きさげます。
これが「吸う」呼吸のときの骨格と筋肉の動きです。

マインドフルの練習(27)
白米でも玄米でもいいのですが、ご飯をじっくりと味わって食べてみましょう。
子どものころよくいわれたと思いますが、
「よくかんで食べなさい」
これを実行してみます。
米粒をよくかみ、唾液とまじって甘くなってくると、なんとなく幸せな気持ちになるのは、たんに甘さのためだけではないと思いますよ。
ご飯を味わうというマインドフルな行為そのものが、人に幸福感をもたらします。

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