呼吸は運動です。
筋肉が収縮したり弛緩したりすることによって、肺に空気が出たりはいったりします。
肺という器官そのものは筋肉ではなく、いわば袋のようなものですから、それ自体動くことはできません。
肺を囲んでいる骨格と筋肉が動くことによって、肺のなかの空気が絞りだされたり、空気がはいってきたりするのです。
それは運動そのものです。
呼吸という精妙な身体の動きにしっかりと注意を向けてみましょう。
マインドフルの練習(7)
みぞおちのあたりに手をあてたまま、ゆっくりと息を吐きだします。
肺が収縮して、二酸化炭素を多く含んだ暖かく湿った空気が鼻腔から出ていくのを観察します。
吐ききったら、今度はゆっくりと息を吸います。
肺が膨張して、新鮮な酸素を含んだ冷たい空気が鼻の穴から鼻腔の奥、そして肺を満たし胸やお腹がふくらむようすを観察します。
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