2012年9月19日水曜日

9月19日


◎今日のテキスト

 おい木村さん信《しん》さん寄ってお出よ、お寄りといったら寄っても宜いではないか、又素通りで二葉《ふたば》やへ行く気だろう、押かけて行って引ずって来るからそう思いな、ほんとにお湯《ぶう》なら帰りに屹度《きつと》よってお呉れよ、嘘っ吐きだから何を言うか知れやしないと店先に立って馴染らしき突かけ下駄の男をとらへて小言をいうような物の言いぶり、
 ——樋口一葉「にごりえ」より

◎呼吸法がつづかない(二)

 まずは自分のニーズを確認すること。
「呼吸法をやらなければ」と義務的にかんがえる前に、自分の健康のニーズ、休息のニーズ、安心のニーズなどがあることを確認し、そのために呼吸法をやりたいのだということを確認する。
 またその確認のタイミングだが、毎日の生活のリズムのなかで自分のニーズをかならず確認する時間を持つようにする。
 ここで大事なのは、「呼吸法をやる時間」を作るのではなく、「自分のニーズを確認する時間」を作るということだ。
 私の場合、寝る前にかならず手帳を広げて翌日のスケジュールを確認したり、今日中にやり残したことを翌日に転記することをしている。そのときに、自分のニーズも確認できれば、健康としっかりした休息のニーズのためにいま呼吸法もやっておこう、という自主的で積極的な気持ちになれる。

0 件のコメント:

コメントを投稿