大くくりにはそうやって世界の全体像はある程度理解できるかもしれませんが、一種のラベリングといえるその理解方法の陰に、そもそもは等価値であるはずのひとつひとつの事象が見えにくくなっていきます。
マインドフルネスは見えにくくなってしまった事象のそもそものありのままの姿にスポットをあてなおし、理解というより認識をリフレッシュするための方法でもあります。
マインドフルの練習(60)
おせんべいでもたくあんでもいいんですが、なにか硬いものを食べてみます。
通常なら口にいれていきなりボリボリバリバリと噛みくだいて飲みこんでしまうのでしょうが、それを注意深くおこなってみます。
歯にあたる感触、それに徐々に力を加えていき歯が食いこんでいく感触、バリっとくだける感触、その音、振動など、すべてに感覚を向けて逃がさないように味わってみましょう。
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