2012年5月12日土曜日

5月12日

◎今日のテキスト

 一日物言わず蝶の影さす
 ——尾崎放哉

◎さまざまな民間療法

 音読療法も民間療法のひとつである。代替医療とか補完医療といういいかたをすることもある。また予防医療といわれることもある。
 国家資格を与えられた医療行為そのものではないので、病気を直接「治療」することはないし、また法律でもそれは許されていない。病気を予防したり、症状を軽減することが、代替医療の目的だ。医師による治療には制度のなかでさまざまな制約や限界があり、それを補完する目的もある。
 音読療法でも、呼吸法や発声・音読、マインドフルネスによる認知行動療法的な心身ケアの方法など、国家医療の枠ではおこなえないような最新の方法をたくさん使うし、時間にあまりしばられないたっぷりとしたケアをおこなうこともできる。また自分自身でケアができるように伝授するのも特徴のひとつだ。
 法律にしばられていないので、最新の学説や療法をすばやく柔軟に取り入れ、実際に試してみることができるのも、民間療法の利点だ。

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