◎今日のテキスト
仰げば尊し、わが師の恩。
教の庭にも、はやいくとせ。
おもえばいと疾し、このとし月。
今こそわかれめ、いざさらば。
互いにむつみし、日ごろの恩。
わかるる後にも、やよわするな。
身をたて名をあげ、やよはげめよ。
今こそわかれめ、いざさらば。
朝ゆうなれにし、まなびの窓。
ほたるのともし火、つむ白雪。
わするるまぞなき、ゆくとし月。
今こそわかれめ、いざさらば。
——文部省唱歌「仰げば尊し」
◎だれかから嫌なことをいわれたとき(後)
だれかから嫌なことをいわれて傷ついたり嫌な気分になったとき、まずは自分に共感を向けること。それができたら、次にできるのは、相手に共感を向けることである。
だれもがなにかを行なったりいったりするとき、必ずその背後にはその人の「ニーズ」がある。理由なく行動する人はいない。その理由が自覚しているか、自覚できていない無意識からによるものかの違いはあるにせよ。
相手がなにかいってきた、その理由(ニーズ)にフォーカスしてみる。興味を持つ、といいかえてもいい。相手が自分に対してそんな言葉をいってきたのは、どういう理由によるものなのか、好奇心を発動できればこちら側の問題はほとんど解決している。そのときそれは自分の問題ではなく、相手側の問題になっているからだ。
自分が傷ついて落ちこむのではなく、相手に興味を向けることで関係性を前に進めていくことができる。
「仰げば尊し」と「山椒の粉」の組み合わせが
返信削除意外な感じで、いいですね。
今日の初一人笑いをしてしまいました(笑)
いわれてみればおかしな組み合わせですね。
返信削除組み合わせのこと、全然考えてなかったなあ。