2014年6月4日水曜日

マインドフルな6月4日

自分の呼吸を思いだし、マインドフルネスの実践をするためのトリガー(きっかけ)を、なにか自分の生活のなかで作っておくとよいでしょう。
マインドフルネスの瞑想の実践者であり、僧侶でもあるティク・ナット・ハン師は、「鐘を招く」といって自身のリトリートで鐘を鳴らします。
その音を聞いたら、参加者は自分の呼吸を思いだし、マインドフルネスの実践をします。
私たちの生活のなかでは鐘が鳴るということはそうそうないので、なにか代わりになるものを見つけておきます。
たとえば私の場合、「待つ」という行為をトリガーにしています。
信号を待つ、電車を待つ、お湯が沸くのを待つ、コンピューターが起動するのを待つ、といったタイミングで呼吸に目を向けるのです。

マインドフルの練習(159)
口をあけ、ゆっくりと長く「アー」と声を出してみます。
つぎに、口をあけたまま、今度は口からではなく鼻から「ンー」と声を出してみます。
口を閉じて鼻から声を出すのはハミングですが、口をあけたままハミングとおなじように鼻から声を出すのは、最初ちょっとコツがいるかもしれません。
口から声を出すときと、鼻から声を出すときとでは、違った感じがしますが、その違いを観察してみます。

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