2014年3月7日金曜日

マインドフルな3月7日

なにごとかに「集中」するという状態にはいくつかのレベルがあります。
自分のやっていることに没頭してそのことだけに集中し、時間を忘れ、まわりの状況も気にならず、名前を呼ばれても気づかない……そのような状態はたしかにある種の「集中」であるといえるかもしれませんが、「執着」と呼ぶこともできます。
マインドフルネスがめざす集中の状態はこのような執着とはちがいます。
自分がやっていることに完全に集中していながらも、まわりの状況もくっきりと把握していて、すべてのことに気づきつづけている状態……これをスポーツの世界では「FLOW」と呼ぶこともあります。
このところよく聞く言葉かもしれませんね。

マインドフルの練習(67)
ラジオを聴きながら勉強するとか、テレビを見ながら食事するとか、「ながら」の習慣はとかく悪いこととされます。
しかし、「悪いこと」と決めつけて遠ざけずに、ときに意識的に「ながら」を試みてみましょう。
ラジオを聴きながら本を読んでみます。
ラジオで話している内容と自分が読んでいる本の内容の両方をしっかりと理解することはできますか?

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