自分がおこなったことが「結果的に」なにかをもたらし、人を喜ばせたり怒らせたり悲しませたり、あるいは批判や攻撃を受けたりします。
そういう経験が記憶にしみついてしまい、人を喜ばせるために自分の行動を決めたり、批判や攻撃を受けないように行動に制限をかけたりします。
そのようにしておこなわれたことは、その人の最高のパフォーマンスにはなりえません。
時間は逆にすすまないのだ、という事実をよく見きわめなければなりません。
マインドフルの練習(82)
樹を見るように自分の身体を観察するとき、最初は大きな動きにしか気づけないでしょう。
樹が風に揺れたり、雨に打たれたりして見せる動きは、だれにでも気づきやすいものです。
自分の身体もおなじです。
しかし、繊細に身体を観察する習慣を身につけると、樹の葉の一枚一枚のようすや、枝ぶりや、芽吹きや、幹の感触など、微細な変化に気づけるようになるでしょう。
自分の身体の動きだけでなく、そこにある感触・感じにも注目して、じっくりと観察してみましょう。
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