「自分はこういう人間だ」と規定してしまうことがあります。
「不器用な人間だ」「気が弱い」「親から受けたプレッシャーのせいで対人関係がうまくできない」「引っ込み思案だ」など、際限なく自分を決めつけることばかりやってしまいます。
のびのびと自分の能力を発揮できるはずなのに、自分自身を規定しまうことで本来の能力が発揮できなかったり、おどおどした態度になってしまったりします。
自分を規定しようとしているのに気づいたら、マインドフルネスをこころがけ、いまこの瞬間の自分のニーズ(必要性/価値)に目を向けてみましょう。
自分はなにが大事なのか、「いまここ」の自分はなにを必要としているのか、そこに気づけたら、ふたたびのびのび・イキイキした自分がもどってきます。
マインドフルの練習(83)
椅子に楽な姿勢で座ります。
呼吸に目をむけ、それが深くゆっくりと落ち着くのを待ちます。
両手を太ももの上に軽く乗せ、掌を上に向けます。
自分の掌が樹の葉っぱであるかのように、それが風に吹かれて動くかのように、わずかに動かしてみます。
どんな感じがするでしょう。
呼吸から意識をそらさないまま、掌の感じを観察してみてください。
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