その気持ちの奥には義務感がある。
もともとは純粋に相手の役に立ちたくて引き受けたり、自分から買ってでたはずなのに、いそがしくなってしまったり体調がすぐれなかったりめんどくさくなってしまったりしてしまうことがある。
そういうとき、無理にやろうとすると義務感を駆りたてるしかなくなる。
しかし、義務感というのは、人と人の関係を「共感的」ではないものにしてしまう。
すこしでも義務感を感じたら、そもそもどのような気持ちでその仕事をしようとしたのか、静かに自分の内側を見つめてみたい。
マインドフルの練習(85)
リンゴを片手に持ちます。
リンゴじゃなくても、みかんでもバナナでも、あるいは本でもなんでもいいんですが。
それをゆっくりと、スローモーションで持ちあげます。
リンゴの重さ、その重さを持ちあげる自分の腕の動き、腕そのものの重さ、身体の変化をつぶさに観察します。
マインドフルネスが深まり、観察が緻密になればなるほど、リンゴを持ちあげるという単純な動きのなかにじつに複雑な生命活動があることに気づくはずです。
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