いずれも東北の被災地ほどではないにせよ、大きな揺れを経験したり、帰宅難民になったり、知人や親族になかなか連絡が取れず安否の心配をしたり、あるいはふたたび大きな地震や津波や原発事故が起こるのではないかと不安にさいなまれて、不眠や体調不良を感じる人ばかりでした。
医師や臨床心理士の方たちと協力して、強い不安をおぼえて日常生活がままならない人たちにどうすればいいのかマニュアルを作ったり、音読療法によるマインドフルネスのワークを実践したりしたことが、いまの音読療法の体系作りにつながり、またその有効性を実証することにつながっています。
マインドフルの練習(71)
テレビなどで311の地震や津波の映像を偶然見てしまうことがあります。
そのたびに動悸が激しくなったり、息苦しくなったり、当時の怖い思いを再現してしまって不安にかられてしまうこともあります。
そういうときこそ、マインドルネスを心がけてみましょう。
「いまここ」の自分自身につながります。
ゆったりと呼吸をし、その呼吸を観察し、「いまここ」の自分自身のありようをしっかりと見つめます。
どうでしょう、「いまここ」の自分自身になにか問題はありますか?
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