2014年3月21日金曜日

マインドフルな3月21日

マインドフルネスの練習をするとき、よく「自分の身体の声を聴く」ということをいいます。
それがどういうことなのかよくわからない、自分の身体をうまく感じることができない、という人が多くいます。
また、自分の身体の声が「聴けているつもり」になっている人もいます。
私たち現代人は、とにかく頭脳偏重で生まれ育ち、社会生活をいとなんでいるので、自分の身体がなにをいっているのか、どういう信号を発しているのか、まったく注意深く見ることができません。
だから、自分の身体のことをあらためて感受する練習が必要だし、それはなかなかやっかいな面もあるのです。

マインドフルの練習(81)
自分の身体を観察するというのは、野原に立っている樹を見るようなものです。
樹は風に揺れたり、雨に打たれたりして変化しますし、季節によってゆっくり姿を見る変えたり成長したりしますが、人間は動物なのでより動的な存在です。
ただ立ってみましょう。
自分の身体の「動き」に注目してみましょう。
樹を見るように。
動的な存在である人間は、その内側からの動きがあります。

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