◎今日のテキスト
雪のふる夜はたのしいペチカ。
ペチカ燃えろよ。お話しましょ。
むかしむかしよ。
燃えろよ、ペチカ。
雪のふる夜はたのしいペチカ。
ペチカ燃えろよ。おもては寒い。
栗や栗やと
呼びます。ペチカ。
雪のふる夜はたのしいペチカ。
ペチカ燃えろよ。じき春来ます。
いまに楊も
萌えましょ。ペチカ。
――北原白秋「ペチカ」より
◎星を見る
私が育った日本海側の山間部では、冬の季節は雪雲が垂れこめていることが多く、めったに晴れた夜空を見ることがなかったけれど、それでも何日かはあった。東京では毎日のように晴れた夜空を見ることができるが、街が明るくて星はあまり見えない。
昨夜はよく晴れあがって、星がいつもより見えた。月が満月前で明るいにも関わらず、夜10時ごろには南の空にオリオン座がくっきりと見えた。冬の大三角形であるオリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスもはっきりと見えた。いま一番明るいのではないかと思われる木星も、オリオン座の南側に輝いている。
星空を見るとき、マインドフルネスになるのは私だけではないだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿