2014年6月27日金曜日

マインドフルな6月27日

私たちはなにかを見たり、聞いたり、あるいはおこなったりしたとき、たえずなんらかの「判断(ジャッジ)」をしています。
そのように教育されてきたし、またこの現代社会が「評価」にもとづいた構造で動いているからです。
なんのために評価をするかというと、すべてのモノや行為、あるいは人の存在そのものを金銭換算する必要があるからです。
それが経済優先社会です。
しかし、私たちの行動や存在そのものは、当然のことですが、金銭に換算できるものではありません。
「ジャッジを手放す」ことには困難がともないますが、しかし自分もふくめた人の尊厳を尊重するためには、それしか方法はないのです。

マインドフルの練習(182)
グラスに氷と水をいれ、揺すってみましょう。
どんな音がしますか?
氷がグラスにあたる音、水が揺れる音、ひょっとしたら氷がとけるときのかすかな音も聞こえるかもしれませんね。
グラスのなかの小さな世界に注目し、注意を傾けてみましょう。

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