2014年8月27日水曜日

マインドフルな8月27日

自分が自分だと思っているのは、脳内で作られたイメージです。
自分の身体だと思っているのは、感覚器官から脳に送られた情報をもとに脳がまとめあげた「身体感覚」というイメージです。
自分の身体や自分自身を、私たちは直接知ることはできません。
すべて「客体」としての身体や感覚を脳がまとめあげているイメージです。
しかし、たしかに「私」が動けば、そこには動きが生じ、動いたという事実が残ります。
この事実と、脳が作っているイメージとは、別のものです。
さて、私たちはどちらを信用すればいいのでしょうか。

マインドフルの練習(244)
熱いお湯を入れた湯のみを用意します。
熱いコーヒーをいれたコーヒーカップでも、熱いスープのはいったスープカップでも、なんでもかまいません。
その入れ物の表面が熱いことをあなたは知っています。
やけどをしないように注意しながら、指先で表面を触ってみましょう。
すぐに熱いと感じましたか? それとも熱いと感じる時間にタイムラグがありましたか?

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