2014年10月7日火曜日

マインドフルな10月7日

人生が楽しい、毎日が楽しいから、機嫌よくなるのではありません。
機嫌よくしているから、毎日が楽しくなるのです。
自分の「機嫌がよい」という要因を自分の外側にもとめてしまうと、いまの世の中、なかなか機嫌よくなれませんし、また他人にたいする要求も生まれてしまいます。
ひいては「自分を機嫌よくすごさせてくれない」他人にたいして恨みや敵意を抱いたりしかねません。
機嫌よくすごすことを、まず自分の内側からはじめてみます。
いまそこにいるあなたの内側に、いきいきと脈動する生命の感じがありますよね。

マインドフルの練習(285)
夜、眠る前でかまいません。
仰向けになって横になり、両手の指を組んでお腹の上に乗せます。
みぞおちのあたりがいいでしょう。
そしてそこが呼吸とともにゆっくりと上下するようすを観察してみます。
あなたの生命活動のひとつがそこに現れています。

2014年10月6日月曜日

マインドフルな10月6日

「好きにしたら」といわれたとき、相手は本当はあなたとつながりたい、尊重されたいという気持ちがあるのに、なんらかの理由によってそれをあきらめなければならなくてつらかったり、傷ついたりしていることを、そのような表現で示しているのかもしれません。
そういうときは相手がなにを必要としているのか、どういう気持ちなのか、推測し、聞いてあげる必要があります。

マインドフルの練習(284)
両手で鼻と口をマスクのようにぴったり覆って、息をせきとめるようにしてみます。
それでも、息を吐けば指のあいだから息が漏れて出ますし、息を吸えば指のあいだから空気がはいってきます。
息を吐くときには指のあいだを温かくて湿った呼気が、息を吸うときには指のあいだを冷たい外気が通っていくのを観察しながら、何度かゆっくりと呼吸をしてみましょう。

2014年10月5日日曜日

マインドフルな10月5日

だれかとなにかを一緒にしようとしたとき、意見がすこし食い違っただけで相手から「じゃあきみの好きにすればいい」といわれることがあります。
こちらの好きなようにやらせてもらえる、こちらを受け入れてもらえる、というより、むしろ突きはなされたように感じて寂しくなります。
「あなたの好きなようにすればいい」ということばは、文脈によっては相手を突きはなす――つまりつながりを断つことばとなります。

マインドフルの練習(283)
あまりまぶしくない電灯のあかりに目を向けてみます。
まっすぐ光を見ながら、すこしずつ目をほそめていきます。
まぶたがほとんどふさがるくらい細くすると、まつげなどで干渉された光が屈折して見えます。
おもしろい光のフレアが見えたりするかもしれません。
ちょっとした光のひとり遊びを楽しんでみてください。

2014年10月4日土曜日

マインドフルな10月4日

なにを見ても、どんな話をしても、冷笑的な態度や言動を見せる人がいます。
その言動がこちらに向けられ、冷笑的に断定されたり、分析されたりすると、あまりいい気分ではありません。
しかし、その人はなぜそんな態度を取っているんでしょう。
そこのところを推測してみると、その人のことを「苦手」とか「嫌い」とか思わずに、ただフラットに接することができます。
たとえば、その人が相手を見下すような態度を取るのは、自分が優位に立ちたいからかもしれません。
自分が人より下位になってしまうことをとても恐れ、おびえているからかもしれませんね。

マインドフルの練習(282)
携帯電話でだれかに電話するとき、ちょっと電話の持ちかたに注意してみましょう。
ギュッと握って、強く耳に押しつけていませんか?
あるいは逆に、軽く握って耳に触れるか触れないかくらいにしていますか?
どういう持ち方がいいとか悪いとか、そういうことではなく、ただふだん自分がおこなっていることを、実際にどのようにおこなっているのかあらためて観察してみると、なにかおもしろい発見があるかもしれませんね、という練習です。

2014年10月3日金曜日

マインドフルな10月3日

たとえば友人とランチに行くことになったとします。
「なに食べたい?」と尋ねられたあなたは「なんでもいいよ。任せるから」と答えました。
しかし、友人が「じゃパスタにしようか」というと、「いや、パスタの気分じゃない」、「じゃあラーメンは?」「ラーメンもちょっとなあ……」
「任せるからっていったじゃん」結局友人を怒らせてしまったりします。
自分で決めるのがなんとなく引け目を感じる理由、あるいは友人に任せると投げてしまう気持ちのなかに、責任を取りたくないという気持ちはありませんか?
本当はあなたのなかにはきちんと「こうしたい」という積極があるはずです。

マインドフルの練習(281)
リラックスして立ち――あるいは座り――呼吸を整えてから、小さな声でいいのでハミングをしてみます。
まっすぐ前を向いてハミングをはじめ、そのまま顔を上に向けていきます。
上を向いたら、つぎに下に向いていきます。
それを何度か上下にくりかえしてみます。
声はどのように変化しますか?

2014年10月2日木曜日

マインドフルな10月2日

私たちがなにかものごとをおこなうことに対して積極的になれない理由のひとつとして、「責任を取りたくない」というぼんやりした気持ちがあります。
「あんた、やるいうたやん。どないしてくれんねん」
というようなことを人からいわれたくないので、たとえばPTAの係であったり、あたらしい仕事であったり、仲間うちの飲み会の幹事であったり、待ち合わせの時間を確定することであったり、なんとなく逃げ腰になることがあります。
そういう自分に気づいたとき、それは積極的に言語化してみたら「イエス」なのか「ノー」なのか、そこにある自分の価値や必要性についてノートに書きだしてみることをおすすめします。

マインドフルの練習(280)
両手を身体の前に出し、お祈りをするような形で指を組み合わせてみます(実際にお祈りする必要はありません)。
そのとき、右手の親指は左手の親指の上になっていますか? 下になっていますか?
どちらでもかまわないんですが、それが逆になるように指を組み替えてみてください。
どんな感じがしますか?

2014年10月1日水曜日

マインドフルな10月1日

現代社会ではなんでも比較してしまいます。
「あいつよりおれのほうが給料が安い」「背が低い」「彼女のほうがかわいい」「いい大学を出ている」「足が速い」「議論がうまい」「料理がうまい」
きりがありません。
だれかと自分を比較した結果、そこにはなにが生まれるでしょうか。
劣等感、あるいは優越感でしょうか。
いずれにしても幸福にはなれません。
人と自分を比較することは、不幸になるためのもっとも効率のよい行動です。

マインドフルの練習(279)
この季節、キンモクセイが香っている地域が多くあるんじゃないでしょうか。
キンモクセイの香りに気づくと反射的に、その香りに結びついたなんらかの記憶がよみがえります。
その記憶をちょっとわきに置いておいて、実際のキンモクセイはどんな香りなのか、いまこの瞬間に香っている香りそのものに注意を向けてみましょう。